「Silent Movie Slot」のレビューまとめ

今回取り上げるビデオスロット「Silent Movie Slot」は、ソフトウェア開発企業であるIGT社によってリリースされたゲームです。同社はおそらく、型にはまらない新感覚ゲームを作りたいという野望を持っていたことから、まるでアンティークな劇場で行われるようなこのスロットゲームを開発するに至ったのでしょう。

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「Silent Movie Slot」を開始した途端、読み込み中の画面が古めかしい白黒フィルムのようなデザインで、ジッターやアーティファクトが充実しているので、すぐにワクワクさせる面白いゲームだという予感が湧いてきます。さらに読み込み中の画面だけでなく、紹介文もまた、これから何が始まるのか興味をそそられる素晴らしい出来栄えです。もしこの第一印象から期待したものがきちんとゲームプレイに反映されていれば、「Silent Movie Slot」は最高クラスのビデオスロットゲームのひとつになることは間違いないでしょう。

テーマとデザイン

1929年、ジャズシンガーが誕生し、シネマティック業界を大きく変える以前の時代では、すべての映画は音なしで制作されていました。オーケストラやピアニストが映画の上映に合わせて、劇場にて生演奏でサウンドトラックを制作することがよくあったのです。このサイレント映画(無声映画)の時代では、図像、紋章、パフォーマー、決まり文句など、独自のアレンジを取り入れ、それぞれの作品が別のジャンルとして考えられていました。音の種類が豊富になった現代において、あえてサイレント映画をベースにしたビデオスロットゲームを作るというアイデアは、今まで発案されることがなかったニッチな内容なので、実に興味深いものだと個人的には思います。

このスロットゲーム「Silent Movie Slot」の演出は、とにかく「素晴らしい」の一言に尽きます。まるでクラシックな映画館で、レトロ映画を鑑賞しているかのような気分になります。1920年代風の書体、リールの埋め込み照明、サイドにあるカーテンなど、他のビデオスロットゲームにはない豪華で洗練された印象がいろんなところで見受けられます。

このゲームの特に面白い点は、シンボルが数々の名作サイレント映画(筆者がすぐに気づいたのでいうと、1902年の短編映画『A Trip to the Moon』など)をモチーフにしているところで、それゆえに大きなテーマ性を持ったゲームに仕上がっています。下のインターフェースは、サイレント映画で話すときに出てくるカード状のボタンを組み込んだもので、とても素晴らしいデザインだと思わず感銘を受けました。

ルール

オンラインスロット「Silent Movie Slot」は、従来の5×3リールと30ペイラインを備えていて、プレイするには大きな賭け金が必要となるゲームです。選べる最小のコイン額は1枚につき1単位で、最大20枚までです。そのため、1回のスピンあたり最大で600枚のコインを賭けることができます。

このゲームには、ワイルドシンボルとスキャッターシンボルがありますが、ペイラインの数を変更することはできません。コインサイズの変更、リールの回転、オートスピンの有効化(1度に最大50スピン)、グラフィック設定の変更は、下部のボタンから行うことができます。

 

ボーナスラウンド

ボーナスチケット2枚とシネマポスターをゲットできると、ボーナスラウンドがスタートします。スクリーンに映し出された3つのブースの中から、好きなブースを1つ選びます。そのブースの裏には、10回のフリースピンと、獲得できる倍率が表示されています。その表示されている倍率は、フリースピンリールにアクセスしたときに得られる倍率に影響します。なお、このフリースピンリールは、通常のスピンリールとは別のものです。